Feature list/ja

以下はFreeCADに実装されている機能の包括的なリストですが、全てを網羅できているわけではありません。

リリースノート

主要な機能

  • 複雑な形状に対する高度な3D操作を可能にする、完全な[1]ベースのジオメトリカーネルを持ち、以下のような概念を標準でサポートしています。境界表現(BREP)、N非一様有理Bスプライン(NURBS)曲線と表面、幅広い幾何エンティティ、ブール演算やフィレットSTEPIGESフォーマット。
  • 完全にパラメトリックなモデリング。すべてのFreeCADオブジェクトは本質的にパラメトリックです。その形状はプロパティーまたは他のオブジェクトによって決まります。すべての変更点は必要に応じて再計算され、変更履歴の管理(アンドゥ/リドゥ)機能に記録されます。新しいオブジェクト・タイプを追加することも容易で、Pythonプログラムでプログラムすることも可能です。
  • モジュール構造によって、(モジュールやワークベンチなどの)プラグインを追加して機能の拡張ができます。これら拡張機能は、C++でプログラムされた複雑なものから、簡単なPythonスクリプト、自分で記録したマイロまで対応可能です。組み込みPythonインタプリター、マクロ、あるいは外部スクリプトを通じて、形状の作成と変形、形状の2Dまたは3D表現、さらにはFreeCADユーザー・インタフェースなど、FreeCADのほとんど全ての部分にアクセスできます。
  • FreeCADのネイティブ・フォーマットであるFCStdに加えて、下記標準フォーマットをインポート・エクスポートできます: STEPIGESOBJSTLDXFSVGDAEIFCOFFNASTRANVRML。実装しているワークベンチに依存しているため、各ファイル形式とFreeCADの互換性のレベルはまちまちです。
  • 拘束ソルバーを組み込んだSketcherを使用すると、拘束条件に基づいて2Dの図形を作成できます。Sketcherで作成した2D図形を使って、さらにFreeCADの中で別のオブジェクトを作成することができます。
  • 詳細図面、断面図、寸法定義などの機能を備えた技術的製図ワークベンチを使うと、既存の3Dモデルの2D図面を作成できます。作成した2D図面は、そのままSVGやPDFで形式でエクスポート可能です。
  • BIMワークベンチを使って、Industry Foundation Classes(IFC)互換の建築情報モデリング(BIM)的なワークフロー管理が可能になります。
  • コンピュータ支援製造(CAM)のための、専用の機械加工用のCAMワークベンチを提供しています。CAMワークベンチによって、対象となる製造機械を制御するためのGコードを出力、表示、調整できます。
  • 組み込みスプレッドシート数式を使用して、モデルのデーターを一箇所で集中管理し、数式ベースでモデルを作成することができます。

基本機能

  • 完全なGUIアプリケーション FreeCADは完全なグラフィカルユーザーインターフェースを持っています。このグラフィカルユーザーインターフェースはQtフレームワークを利用しており、3DビューワーはOpen Inventorを元に作成されています。これによって高速な3Dシーン描画が可能になり、シーンのグラフィック表現の取り扱いが非常に容易になっています。

その他のワークベンチ

パワーユーザが作成した様々なカスタム外部ワークベンチがあります。。